受注前は、現場や各ゼネコンの調達部を訪問し、見積内容の確認や交渉を行っています。また、受注後は現場の進捗確認、追加工事の見積提出、清算の打ち合わせなど、施工が円滑に進むよう調整を担当しています。営業としての提案活動だけでなく、現場との関わりも深く、施工の全工程に携われるのがこの仕事の魅力です。
どの現場も印象深いですが、特に虎ノ門ヒルズの工事は忘れられません。現場担当者として約6ヶ月間常駐し、搬入・施工の工程調整を担当しました。現場では想定外の課題が発生することも多く、調整の難しさを痛感しましたが、その分、施工が完了したときの達成感は格別でした。社内では得られない貴重な経験を積むことができ、大きな成長につながったと感じています。
当社の魅力は、受注の大半がオーダーメイド製品であることです。全く同じ製品が存在しないため、各現場に合わせた最適な設計や仕様をゼロから検討し、提案できる環境があります。毎回新しい挑戦があり、試行錯誤しながらベストな形を模索できるため、常に成長を実感できる仕事だと感じています。
設計者や現場の要望を的確に理解し、材料・仕上げ・下地の選定を行い、最適な提案ができるよう心掛けています。特に、最新の材料や技術の情報を常に収集し、より良い提案を行えるようアップデートを怠らないことを意識しています。現場の状況に応じた柔軟な対応が求められるため、日々の情報収集と準備を大切にしています。
今後は、これまで受注が難しかった分野や新たな製品にも挑戦し、事業の幅を広げていきたいと考えています。最終的には、「現場で困ったことがあれば日創エンジニアリングに頼もう」と言われるような存在になれるよう、営業だけでなく、技術力や提案力も強化していきたいと思っています。